打ち合わせ終了

リノベーションとかリフォームというのは、本当に細かなことまで1つ1つ決めていかなければなりません。床材、壁材などからスタートして、取っ手1つ、スイッチ1つまで。「照明」や「コンセントの位置」の確認をもって、ようやく数度にわたった打ち合わせが終わり、正式な金額が提示されて、契約。そこから各工事の発注が行われるので、実際に工事に入るのは約1ヶ月は先になるというのが大抵の流れでしょうか。


面倒でも楽しい

実は、我が家も3年前に、マンションですがリノベーションを経験済み。その時も、1~2ヶ月間、毎週末事務所へ出向いて打ち合わせをしたり、ショールームへ現物を見に行ったりしましたので、今回の実家もそれなりに覚悟はしていました。


母は、打ち合わせごとに「はぁ…そんなことまで。」とため息をついていましたが、私は、この作業がとても好き。頭の中で素材を組み合わせ、イメージをして、そこに現在使っている家具を重ねて、さらに生活している動線まで想像すれば、必要なものが見えてくる。だから、コンセントやスイッチの位置まで、徹底してこだわります。だって、それこそが「既製品」ではない、「オリジナル」の醍醐味ですから。

その打ち合わせ作業も、昨年の暮れに、大方は終了しました。


好みが明確

この過程は、多くの方々が迷うあまり、結構時間を要してしまうのだとか。

しかし、「とても早く終わりましたね。なんといっても選択が潔いほど早いです。」とお褒め?いただき、思わず笑ってしまいました。こんなにスッキリハッキリ物言う母娘は、そういないでしょうからね。


母と私は好みが非常に似ています。意見が合わないということは滅多に無いうえ、その好みとこだわりが、とても明確なのです。


加えて、数年前から家のことを相談しお願いしてきた積水ハウスリフォームのNさんも、母のことをよく理解してくださってる…というありがたい状況のなか、あうんの呼吸で?ちゃっちゃと決めていくことができたのでしょう。


3年前の我が家の時は、好みもこだわりも全く違うのに予算を握っている夫を説得することに悪戦苦闘しましたが、母ならばこだわりとお金のかけどころまで一致している(させている?)ので、楽しいだけの作業となりました。

ナチュピット

やりたいことが溢れてる…86歳母の日々