洗濯室兼納戸

「トイレと洗濯機の場所を替えましょう。」

積水ハウスリフォームNさんのこの提案、今回のリノベーションの最大ポイントだったと思います。


トイレには、階段下を一部利用した「物入れ」があったのですが、その部分の壁も扉も取っ払い、階段下を最大限活かした「洗濯機のある納戸」となったから。

↑トイレだったところに洗濯機、その向かい側はできる限りオープンに整えてもらいました。


あえて棚などは設置せず、必要不可欠だけど目に触れるところには置きたくない雑多なモノを、よりフレキシブルに収納することが目的です。

母には「ここに置きたいと思うモノ、行き場が思い当たらないモノを、どんどん置いていって。」と言いました。収納システムを作ってからおさめていくのではなく、おさめたいモノのために収納システムを作ることが肝要だと考えたからです。

↑汚い字で申し訳ありません(汗)。写真を撮ってから、編集で書き込みました。奥は既存の収納ボックスを利用して、あとはワゴンに収めたらどうかと考えたメモです。ワゴンを置くにしても、どの程度の面積なら動線の邪魔にならないか…とか。


ワゴン購入にあたり、場所の採寸は必須ですが、さらに、こうして写真に撮って買いに行くのがお勧め。そのワゴンに何を置きたいのかなんて、姿かたち含めて、案外忘れてしまうものですから。


そして、収納後。

↑かなり古いけど既存の使える収納ボックスは使い、ラベルを貼って分かりやすく。上部には、突っ張り棒をつけて買い物バックやカゴを吊るしています。

↑ワゴンはIKEAで2台購入。ワゴンにしたのは、レイアウトに融通が利くことと、移動のしやすさから床の掃除が気軽にできるため。


このような納戸の収納システムを作るにあたり注意点を付け足すなら、奥までのアクセスが確保されていること、物の移動をせずとも引き出しがちゃんと開くこと。でないと、おさめたものが活用されず、そのうち忘れちゃう…ご経験ありませんか?(笑)


実は、我が家も3年前のリノベーション時に、自分の寝室を削ってまでして「納戸」を作ったという経験があります。納戸があるおかげで、インテリアに自由度が増し、スッキリとしたくつろぎの場が得られる。さらにモノも空気も円滑に循環していると感じられる…Nさんの発想を換えた提案は、思った以上に功を奏したなあと感謝しています。

ナチュピット

やりたいことが溢れてる…86歳母の日々