光
45年も前のことになりますが、当時13歳だった私は、坂の上にある新しい家は、前(南側)が白樺の小さな林だったと記憶しています。ですから景色申し分なく、陽当たりも良好。そのうち、そこに住宅が建ち、さらに南側を建て増ししたことで、特に1階は陽を十分に取り込むことができなくなりました。
まあ、暗いは暗いなりに、落ち着きますし、実際、母からも薄暗いことを悲観するような言葉を聞いたことはなく、むしろ長所のようにとらえていたと思います。「ナチュピット」というくらいですから。(ピットは穴ぐらという意味です。)
ですが、今回のリノベーションにあたり、真っ先に母が提案したのは「ここ(リビング天井の一部)を抜いて、1階をもう少し明るくしたい」ということ。機会があったら叶えたいと長年心にあたためていたんでしょう。
↑抜いた2階の部屋は今のところ空き部屋。もちろん抜いた部分には半透明のガラスを施工しますので落ちることはありません。笑
抜いてみたら、随分と明るくなりそう!
リノベーションとはいっても、大きな間取りの変更はないから、それほどの違いはないと思っていましたが、これはかなりのイメージチェンジとなるのでは。おそらくこの部屋で過ごす気分も違ってくることでしょう。
明るくなるということが、気持ちにどんな変化をもたらすのか楽しみです。
ピット返上?
いえいえ、奥まった小さな家であることに変わりはありませんから、引き続きピットはピット。ここで、様々なアイディアやひらめきを生み出すことに、新たに取り込まれた光は一役買ってくれるに違いありません。
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