片づける
80歳を過ぎて家のリノベーション……どれほどの決断力が必要かと思います。
どんなに新しく気持ちの良い空間に住まうことが出来ようと、慣れ親しんだ暮らしを一旦リセットすることは、相当なエネルギーを消耗するでしょうし、不安も多いはず。
なかでも憂鬱なのは、「まず片づけなきゃならない」ってこと。片づけには、気力も体力も必要ですから、高齢になるほどハードルは高くなっていくものでしょう。
いつかはやらねば
また、長く住んで生活していると、物と同様に、思い入れも積み重なっていきましょうから、整理や処分にいちいち時間がかかることも想像できます。
だったら、なにもわざわざねぇ、、、
ですが、リセットはともかくとしても、いつかはやらねばならないのですよね、片づけ。やらなければ、置き土産となってしまう。
できれば、もう10年早かったらなぁ…と思わなくもありませんでしたが、そんな憂慮もどこ吹く風。年が明けてから、あれよあれよと1人片づけていく母。新型コロナの緊急事態宣言下、「自粛生活中にやることがあってよかったわぁ。」などと、相変わらずの積極思考に恐れ入るばかり。
元々、折あらば片付けるタイプ
部屋は心の中を投影する、部屋を片づけると心が落ち着く、などといわれるように、部屋にしても心の中にしても「山積み」や「澱み」は御免!気がかりは、いち早く排除し、スッキリさせておきたい性質。
また、常日頃から、「必要か不必要か」「今の自分にフィットするかしないか」を判断していることで、比較的不要なものを持っていないことも片づけに役立っていると思います。
とはいえ!
母だけでは限界がありますし、若干、要領に不安な面がある?ということで出動した妹と私。
↑自前の掃除道具&洗剤持参。こういうことは娘たちの方が俄然得意です。
↑食器の大オキシ漬け大会。横では、調理器具を重曹で煮ています。
↑昼休憩は大きなテーブルの端で。白菜チヂミを焼き、ユッケジャンを温めうどんを入れたものと。ユッケジャンからは、ハンバーグの欠片が出てくるいつものアタリ(前記事)が。笑
↑さすがの母でも処分に迷うものは、不必要な理由を確認しながら一緒に処分。1人で決断するのはなかなか難しいものです。
↑当初は、処分の対象になっていた葉山家具の食器棚。結局、また同じ位置に戻ってくることになったので、綺麗に磨きました。
午前10時に集合し、おしゃべりが先行しないよう注意しながらの作業が終了したのは、夕方5時半くらいだったかな。
リノベーションというきっかけで、やらざるを得なくなった片づけ。ですが、このタイミングに、母自らが担ってくれたことは感謝だね、と妹と話しながら家路につきました。
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