ドライフラワーの仕舞いどき
これ、本当に悩ましい。
生のお花は見ていれば明らかだけど(明らかも負担ですが)、ドライは生花ほどの緊張感がないためか、気づいたら「何年目?」なんてことも。ドライならではの、絶妙な色彩はどこへやら…ただの枯れた黄色一色になっていたりします。
昨日、実家に行ったら、玄関に大きなリースが掛かっていました。
これは、先日までリビングに掛かっていたリース。素敵ですが、外に出しちゃって大丈夫かしら?と思いました。
母曰く、十分楽しませてもらったから、最後の舞台!なのだそう。
玄関扉と好相性、リースがとても引き立って、さらに通りがかる人たちの目も楽しませることが出来るのなら、これほどの舞台はありません。リースも冥利に尽きるのでは?
そもそもこのリース、何度かに渡って頂いたお花(生花)を、度ごとに乾かしながらリース台に足していったもの。あ、家の葉っぱや、道端(母はドブという)で摘んだ猫じゃらしなども足されています。
十分楽しんだから、花たちにも思い残すことなく、次のリースの季節を前に、まだ美しいうちに潔く外に出してしまう、まさに母らしい仕舞いかたです。
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