おうち時間にハーブを
8月も終わりが見え始め、夏も後半になりました。
オリンピック期間中、日本人メダル獲得の瞬間を逃すまいとリモコン片手に番組をはしごしていたことなんて遠い昔のことのよう……もう、パラリンピックが始まったのですね。
どんなことがあっても、無くても、何をしても、していなくても、日々はお構いなしに淡々と流れていくのだなあ(笑)。
今週催していますワークショップでは、ローズマリーについて学んでいます。
触っているだけでもスキっとした香りが立ちのぼって、蒸し暑い空気が洗浄されるよう。
ハーブの中でもお馴染みのローズマリーだからこそ、もっと食や暮らしに取り入れたい!ということで、家の外でも中でも移動可能な受け皿つきの、ちょっと素敵な素焼き鉢で楽しむ提案をしています。
じゃがいも、鶏肉、ラム肉などの料理に使うのは定番ですが、冷えた白ワインに、また最近流行っているお酒のジンを炭酸で割って…あ、もちろんソフトドリンクでも1枝入れるだけで、特別感が増します。
「農夫のスープ」という呼び名もあるアイントプフ は、ドイツのごく庶民的な家庭のスープ(ソーセージ にジャガイモ、にんじん、タマネギ、レンズ豆などを入れて煮込んだもの)だそうですが、ローズマリーで香りづけするんですね。野菜スープにソーセージと豆が入ったものと考えれば、手軽に試すことができそうです。
そういえば、NHKみんなのきょうの料理で北村光世さんが、「ローズマリーのソーセージ」を紹介されていて、美味しそう!是非作ってみたいと思いました。いかがですか?
育てやすく強健とはいえ、大雨と蒸し暑さが繰り返された今夏、乾燥を好むローズマリーはお疲れ気味。根元は葉をしごきとり、混み合った枝を剪定し、風通しを良くしてあげましょう。
剪定した枝は、すぐ使わなければまとめて干しておくと良いですね。
出口の見えない「おうち時間」(…この言葉も飽き飽きですけど)が続きますが、小さな発見を積み重ねながら、ちょっとでも多くの楽しみや喜びを探したいものです。
※9月(最終週)のワークショップは「マルセイユ石鹸作り」を予定しています。
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