軽井沢1泊2日
先週末に軽井沢へも行って来ました。
とうに独立している弟。そして、工事期間中そこに居候している母。それぞれマイペースに暮らしてきた、マイペースな二人の生活もあと僅かです。
ひとことで言うなら「クセが強~い」わが家族(笑)。
こだわりや自己主張がハッキリクッキリしています。ですが、その方向性やポイントがよく似ているため、語らずとも分かり合えるという団結力が自慢だと思っているのは、長女の私だけかしら。
今回は残念ながらムードメーカーの妹は不在でしたが、そんなことを再確認する旅であったように思います。
1日目は東御市へ
バスで軽井沢駅に到着すると、出発地の横浜同様、土砂降りの雨。
迎えに来てくれた母と弟と、まずはお蕎麦屋さんで、軽井沢での母の珍?エピソードなど聞きながら、お昼ごはん。
食べ終わると、蕎麦湯をゆっくり味わう間もなく「あなた、絶対好きだから!」と、既に行って堪能したらしい母お墨付きの(探したのは弟)、東御市にある「パンと日用品の店わざわざ」と姉妹店の「問tou」に向かいました。
軽井沢(追分)からだと、車で30~40分ぐらいでしょうか。
私は、そのお店どころか、東御市すら…とうみし、という読み方すら存じませんでしたが、訪ねてみると、それはまさにわたしの絶対好きな店!でした。
「わざわざ」到着時は、まだ雨模様だったため写真が撮れませんでしたが、とても趣のある素敵なお店でした。便利そうな、ちょっとしたザルと角食パンを購入。トーストして食べると噛みしめるほどに美味しいパンです。
↑こちらが、姉妹店の「問tou」。公園の中にある、公共の建物を、素敵にリノベしています。「わざわざ」が日常で、「問tou」は非日常というコンセプトなんだそう。
カップに並々と注がれた美味しい珈琲をいただき、「問tou」を出て、「せっかく東御市まで来たから…」と、弟が次に案内してくれたのは、海野宿。
車を運転している弟の「間もなく時代が変わるよ。」という前置きに納得!
↑江戸時代?天気のせい(雨はすでに止んでいましたが)か、コロナのせいか、人っ子ひとり居ないことも、タイムスリップに一役かっているよう。
それにしても、街並み愛好を自負する私ですが、弟も好きだったとは…。これも、方向性の一致ですね。
2日目はいつもの
軽井沢へ来たら、ひと通り回らねば気が済まない場所があります。
↑朝は、弟宅からほど近い御影用水まで散歩。ここは、いつも本当に絵のように美しい。その後「キャボットコーヴ」で朝食。
「軽井沢発地市庭」、スーパー「ツルヤ」で食材を買い込み、ガーデニングの店「FLOWER FIELD」や、「pace around」で雑貨を見るのがいつものコース。
そして、「料理」や「道具」に関心があることも共通のわが家族。今回、弟に教えてもらったショートクラストパイを実際に作ってもらいながら、お昼は「舞茸とハムとターツァイのキッシュ」をいただきました。底までサクサクの生地と、舞茸の出汁がよく出たフィリングが絶品。あまりの感動に、私も帰宅翌日に発地市庭で買ったリンゴでアップルパイを作りました。そのくらい手軽にできる生地ということです。
帰りは、中軽井沢駅前にある「Lini」という手仕事の素材を扱うお店に立ち寄り、リネン生地や毛糸を買って軽井沢駅へ。
今回も、軽井沢…とは言ってもコアなわが家族流ではありますが、インプットしたことを、アウトプットする日が待ち遠しい!そんな旅となりました。
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さて、横浜みなとみらいに居候の母、軽井沢に居候の母を、あたふたと追いかけているうちに、工事は順調に進み、いよいよ今週末には母が帰宅します。とはいえ、暮らすには差し支えないものの、若干の工事は残っていますし、大きな家具の搬入はまだ先のことになりますので、片付けを含め、落ち着くまでにはしばらくかかりそう。
それにしても、83歳にして住み慣れた家を離れ、先進のセキュリティシステムが難しかっただろうみなとみらいのマンションや、自然は豊かでも不便なことが多いに違いなかっただろう軽井沢での暮らしを、1つ1つクリアしながら自分らしく前向きに楽しもうとする母には学ぶことが多いなあ。
そして、これからさらにパワーアップするであろう母に期待大です。
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